JUKI JX-350 高速実装機の主な機能と特徴は次のとおりです。
高精度、高速配置:JX-350配置機は高解像度のレーザーセンサーを搭載しており、レーザーが部品を照射した後に形成される影を読み取ることで、部品の位置と角度を識別し、最短距離で配置位置に移動して統一認識を実現し、高速で高精度な配置を実現します。配置速度は最適条件下で32000CPHに達し、配置精度は±0.05mm(Cpk≧1)です。
高い安定性:レーザー認識技術は、部品の形状を正面から捉え、チップ部品の電極の形状や色などの不安定な要因の影響を軽減し、安定した高精度の認識を保証します。この技術により、不良率が低下し、配置品質が向上します。
不良率の低減:レーザー認識技術により、部品の吸着を装着前に画面上で監視できるため、空気圧では認識できない小さな部品の装着不良を防止できます。また、装着後の部品回収検査と立ち上がり検査機能により、装着不良の発生をさらに低減します。
部品検出機能:JX-350は部品検出機能を採用しており、実装前にスクリーンを通して部品の吸着を監視し、空気圧では識別できない小さな部品の実装不良を防止します。さらに、実装後の高度な部品回復検出機能と立ち上がり検出機能により、実装不良をさらに低減します。
適用範囲:JX-350は、LED照明機や中型・大型LCDバックライト生産に使用されるLED実装機に特に適しています。基板サイズは、一次搬送650mm×360mm、二次搬送1,200mm×360mm、三次搬送1,500mm×360mmに対応しています。0603(英国0201)から33.5mm角の部品まで、さまざまな部品サイズに適用できます。
フィーダ仕様:JX-350は、最大40個のフロント側固定機械フィーダ(8mm編組相当)、最大80個のフロント側+リア側固定機械フィーダ、最大160個のフロント側+リア側固定電動フィーダ(電動複線編組フィーダ使用時)など、さまざまなフィーダ仕様をサポートしています。
これらの機能と特徴により、JUKI JX-350 は高速性、高精度、高安定性、低不良率に優れ、特に LED 照明や大型 LCD バックライト光源の製造に適しています。