Fuji NXT III M3 SMT の利点と仕様は次のとおりです。
利点
高い生産性:高速XYロボットとテープフィーダー、新開発のカメラ「Fixed On-the-fly Camera」の採用により、生産効率が向上しました。また、新型高速ワークヘッド「H24ワークヘッド」の採用により、モジュールごとの部品配置能力は35,000 CPHと、NXT IIより約35%向上しました。
従来機に比べ剛性を高めた機械構造、独立サーボ制御技術、部品画像認識技術により、業界最小のチップ配置精度±25μm(3σ)を実現
互換性: NXT III は、高い互換性を持つ NXT II のワークヘッド、ノズル配置テーブル、フィーダー、トレイユニットを使用できます。
操作性:NXTシリーズ機で培った高水準言語フリーのGUI操作体系を継承し、新タッチスクリーンを採用し画面デザインを一新、キー押下回数が減り、後続の指示の選択が便利になり、操作性が向上し操作ミスも減少しました。
仕様
対象基板サイズ:48mm×48mm~534mm×510mm(ダブル搬送トラック仕様)、48mm×48mm~534mm×610mm(シングル搬送トラック仕様)
構成部品数:最大20種類(8mmテープ換算)
PCB ロード時間: ダブルトランスポートトラック: 0 秒、シングルトランスポートトラック: 2.5 秒 (M3 III モジュール間のトランスポート)
モジュール幅: 320mm
機械サイズ:全長1295mm(M3 III×4、M6 III×2)/645mm(M3 III×2、M6 III)、全幅1900.2mm、全高1476mm
ノズル数: 12
配置精度: ±0.038mm (3σ) cpk≧1.00
スマートフィーダー: 4、8、12、16、24、32、44、56、72、88、104mm幅のテープに対応