ASM レーザー切断機 LASER1205 は、以下の機能と仕様を備えた高性能レーザー切断装置です。
寸法:LASER1205の寸法は、幅1,000mm×奥行き2,500mm×高さ2,500mmです。
動作速度:装置は毎分100mの高速移動速度を持ちます。
精度:X軸、Y軸の位置決め精度は±0.05mm/m、X軸、Y軸の繰り返し精度は±0.03mmです。
動作ストローク:X軸、Y軸の動作ストロークは6,000mm×2,500mm~12,000mm×2,500mmです。
技術的パラメータ:
モーター出力:X軸のモーター出力は1,300W/1,800W、Y軸のモーター出力は2,900W×2、Z軸のモーター出力は750Wです。
動作電圧:三相380V/50Hz。
構造部品:鉄骨構造。
応用分野:
LASER1205 は、炭素鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、銅板、チタン板など、さまざまな金属材料の切断に適しています。高精度で高速な切断特性により、工業生産において幅広い応用が期待できます。
ASMレーザー切断機LASER1205の動作原理は、レーザーの集束によって生成される高出力密度エネルギーを介して切断を実現することです。レーザー切断機は、レーザービームを使用してワークピースの表面に照射し、集束レンズグループを介してレーザーを非常に小さなスポットに集束します。スポットの出力密度は非常に高く、材料は短時間で数千または数万℃に局所的に加熱されるため、照射された材料は急速に溶解、気化、または発火点に達します。
具体的な作業プロセスには、以下のステップが含まれます。レーザー生成: レーザーは、原子 (分子やイオンなど) の遷移によって生成される一種の光であり、色が非常に純粋で、発散方向性がほとんどなく、光度が極めて高く、コヒーレンスも高いです。
エネルギー集束:レーザービームは光路を通って伝導・反射され、集束レンズ群を通して加工対象物の表面に集束され、微細で高エネルギー密度の光スポットを形成します。
材料の溶融と気化: 各高エネルギーレーザーパルスは、処理された材料を高温で瞬時に溶融または気化させ、小さな穴を形成します。
切断制御: コンピューターの制御下で、レーザー加工ヘッドと加工対象物は、事前に描画されたグラフィックスに従って連続的に相対移動し、対象物を目的の形状に加工します。